色々なIOTの活用事例

私たちの生活をより便利にする様々なIOTの活用事例をご紹介

IoTをビジネスとして実現させるには?

IoTとは「Internet of Things」の略語で、コンピューターや通信機器のみならず自動車や冷蔵庫など様々なモノがインターネットに接続し、情報をやり取りすることを指します(「総務省 | 平成27年版情報通信白書 | ユビキタスからIoTへ
(総務省 第2部 ICTが拓く未来社会)を」を参照)。

ただし、概念的には「便利そう」というIoTではあるのですが、実際のビジネスへの応用はまだまだ始まったばかりです。
そこで今回の記事では、ビジネスとしてIoTを実現させるために考えるべきポイントについて3つご紹介したいと思います。ビジネスモデルにIoTを組み込むための参考としていただければ幸いです。

小さく初めて大きく育てる

大前提として、IoTをビジネスに活用して最初から大きな成功を収めることは考えられません。むしろ、新しい試みとなるわけですから、はじめは試行錯誤の繰り返しで、満足のいくクオリティの製品・サービスを作り出すには時間がかかると考えるのが当然です。

そうなると、IoTへの投資は無理のない規模で小さくはじめ、少しずつ大きくしていくのが定石となります。
「小さく初めて大きく育てる」方法の例として考えられるのが、資金調達方法におけるクラウドファンディングであり、事業スタートにおける製品やサービスのレンタルでしょう。

クラウドファンディングについては、特に小規模なベンチャー企業やスタートアップなどといった組織の資金調達方法として注目に値します。独創的なアイディアにはあっという間に目標額以上の金額が集まることもあるため、アイディアに自信がある場合は検討してみましょう。

また、製品やサービスのレンタルも利用できます。サービスの基幹部分とも言うべきAIですら、現在ではレンタルすることが可能となっています。一からAIを開発することは非現実的ですので、あくまで「AIを使ってどのような消費者ニーズを満たすのか」を考えることに注力するためにも、AIは他社から借りてくる姿勢が必要となるでしょう。

紹介事例を応用できないか考える

すでにIoTやビッグデータ、AIなどのワード群がバズワードとなって数年経過しており、ネット記事やビジネス雑誌、テレビ番組などでIoTを活用した事例を見たことがある、という方も多いのではないでしょうか。

そうなると、自社サービスにそれらを応用できないか考えるのが自然な流れとなります。応用の方法としては、当然ながら丸ごとアイディアを借用するのはNGですので、まずはその事例がどのような消費者ニーズに応えるものであったか、事例を概念化することで仕組みを分析することから始めましょう。

例えば、よくニュースで言及されるIoTの先進事例が「自動運転車」です。道路状況や天候、気温、渋滞の頻度など膨大な情報を活用して、AIが人間の手を煩わせることなく目的地まで車を運転してくれる仕組みです。これは自動車に関連したIoT活用事例ではありますが、その根底には周囲の環境を収集・分析・活用できるIoTの存在があります。こうしたデータを活用できるジャンル、例えば農業や土木事業などでも、同様のIoTを利用することで利便性や生産性、安全性を向上させられる可能性があります。

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このように、既存事例を概念化して応用可能性を検証することが、IoTのビジネス利用のためには必要となるでしょう。

製品同士の接続を考える

従来はモノ単体としての安さや利便性などがポイントだったのですが、IoTが普及することによってモノが情報を収集・分析・活用し、より効率的なかたちで利用できるようになります。開発した製品・サービス単体だけではなく、それら同士を接続することで消費者の満足度を高めるような仕組みを構築することで、インターネットのプロバイダのように継続的な「利用料」を徴収する手もあります。

例えば、今でも冷蔵庫やエアコンなど、稼働時間や状況を情報として蓄積し、より効率的な稼働の仕方へ改善していくような製品は数多く生まれています。このように、一時的な製品・サービスの購入だけでなく、その後の利用も念頭に置いたコンテンツづくりを進めることで、投資費用の回収がやりやすくなると考えられます。

まとめ

IoTをビジネスとして実現させることを考えるうえでは、既存事例を応用し、初期投資を下げたうえで「小さく初めて大きく育てる」とともに、継続的に利用料を徴収できるような仕組み作りができると可能性が広がります。

未だにそのポテンシャルが計り知れないIoT。その中核を担うのはAIかもしれませんが、その利用法を考えるのは人間の頭脳であることを忘れてはなりません。まだまだ、世の中に出ていないIoT利用法はあると信じ、新しいビジネスを考えていきましょう。

 

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